血圧と血糖の密接な関係

血糖値と血圧はセットで語られることが多いです。

血糖値が高い場合は、血圧も同じように高いことが多いのです。では、血糖値と血圧との間にはどういった関係があるのでしょうか?

まず、血圧とはどういうものなのかを理解しておく必要があります。血圧とは、心臓が血液を全身に送り出すときに血管にかかる圧力のことです。

心臓はポンプのように収縮することによって血液を全身に送り出しており、心臓が収縮したときに血管に圧力がかかり、全身にいきわたった血液が戻ってくるときに血圧は最も低くなります。

血液がどろどろの状態だと血流がスムーズに行かなくなり、全身に血液を送り込むために高い圧力が必要になり、血圧が必然的に上がってしまいます。

血圧が高くなると、血管が傷つきやすくなる、血栓ができるなどの弊害が現れます。そして、血液がどろどろになってしまう原因が高血糖です。

高血糖とは血液中のブドウ糖の濃度が高くなっている状態です。普通の水道水と砂糖をいっぱいに混ぜた水とを想像してみるとよく理解できるでしょう。

このように、高血糖と血圧とは深く関係していうるのです。